Act.2 “悩む”より“考える”
はじめまして、
回復期病院で勤務しております理学療法士の河内です。
現在、本屋に足を運ぶと「思考法」や「問題解決」について
書かれた本がたくさん目に映ります。
実際に手にとって目を通すこともよくあります。
多くの人が一度は関心を持つキーワードではないでしょうか。
理学療法を行う上で、
仕事上で何かしらの選択をする際に必要不可欠な考える力、
今回は、その“考える”について触れていきます。
悩むより考える
これは最近読んだ本で述べられていました。
(安宅和人.英治出版:イシューからはじめよ 「知的生産のシンプル本質」.2010年第1版第1刷発行)
悩む →「答えが出ない」という前提のもとに、考えるフリをすること。
考える→「答えが出る」という前提のもとに、建設的に考えを組み立てること。
“悩む”ことは悪くないと思います。
しかし、
“考える”ことを“悩む”ことと勘違いしていると
答えが出せないまま貴重な時間を失っていく可能性があります 。
時間は平等に存在しており、
その価値の決定は、個人の使い方によります。
価値を高めるためにも
“悩む”よりも“考える”
を意識してみるのはどうでしょうか。
どのように意識する?
“言葉遣い”から意識してみてはどうでしょうか。
日本では昔から「言霊(ことだま)」というものが存在します。
簡単に表すと、「言霊」とは、声に出した言葉が現実に何かしらの影響を与えることですよね。
“悩む”を改め“考える”という言葉を意識して使ってみる。
言葉が変われば、心が変わる。
(有名な言葉にもありますよね^^)
また、仮説を十分に立ててから“考える”のも重要ですよね。
まだまだ奥が深い分野であり、一部の紹介となりました。
私見かつ抽象的な話ですが、本を基にこのような話もできればと考えております。
小さなことから変化(Change)を出していきましょう!!
文責:河内浩希