Act.10 定例勉強会 2016.7.28
こんにちは。
佐藤です。
7/28に第15回Skype勉強会を行いました。
メンバーそれぞれが忙しい中、時間を作り15回目を迎えております。
今後とも継続していきたいですね。
今回の発表者は杉浦と今井です。
杉浦「肩関節」
今回は、肩関節の機能解剖・運動学・評価・治療アプローチを分かりやすくまとめて発表してくれました。
肩甲骨周囲の“固定筋”がしっかりと働いていなければ、もちろん肩関節に大きな影響を及ぼします。肩関節を動かした時の肩甲骨の反応や動きを評価することが非常に大事であると改めて感じる内容でした。
また、筋が“攣縮”しているのか、“短縮”しているのか
という評価をしっかり行う重要性を説明してくれました。
単一的な治療にならないよう、原因因子が何か正確に評価し
適切なアプローチをしていくべきですね。
今井「MUSCLE PAIN RELIEF」
今回は、筋膜治療で有名な竹井仁先生がオリジナルに発展させた筋筋膜治療
である“MUSCLE PAIN RELIEF”の理論を中心に発表してくれました。
このMUSCLE PAIN RELIEFの特徴としては、
“他動的に最も痛みの少ない姿勢を取らせることで、不適切なα-γ連関や他の
関節受容器の活動を抑制し、筋筋膜の正常な緊張状態を取り戻す”ことです。
筋膜は生活習慣や誤った運動パターンにより変性を起こします。筋力のベクトルが
収束する「協調中心」の変性を治療対象としています。
この理論を理解するのは難しく、解剖学・生理学の知識が必要不可欠だと思いました。
改めて基礎の重要さを感じさせてくれた内容でした。
(難しくてついていけなかったので、また勉強します…笑)
次回は、具体的な治療介入について発表してくれるそうです。
以上、簡単に報告させていただきました。
PS:ポケモンGO流行ってますね。
世間的には歩きスマホなど危険なイメージが強いですが、
引きこもりを脱した人や運動量が増えたなどの報告の方が気になります。笑
DMや高血圧などの生活習慣病予防にも注目されており、今後の動向が楽しみです。
恐るべし…ポケモンGO
文責:佐藤 大造