Act.15「介護予防」定期勉強会 2016.10.24②
皆様こんばんは、杉浦です^^
第19回Actionでは、「介護予防」をテーマに
・介護予防では、何が求められているのかの再確認
・自分の取り組みのまとめ、今後の展開
について発表しました!
今、なぜ介護予防が必要なのでしょうか?
日本のおかれている現状としては、
・高齢化社会と人口減少社会
・借金大国日本
・特に増大する社会保障費
・平均寿命と健康寿命の乖離 etc
だからこそ、そもそも病気にならない予防医療であったり、
病気になっても支える医療が求められています。
介護予防の歴史を振り返ると、始まりは2006年。
費用対効果も悪く失敗に終わります..
私たちがダイエットをしなければいけないのに食事量を制限できないように、
高齢者も運動が必要な事はわかってるけどなかなか取り組めなかったようです。
その理由は、予防のための運動でしかなく、
高齢者の想いには目が向けれていませんでした。
結局のところ必要性を伝えて理解してもらえても、選ぶのは高齢者です。
では、どのように提供していけば継続して実施できるのでしょうか?
その1つの方法として推奨されているのが地域づくりとしての介護予防です。
地域づくりと聞くと難しく聞こえますが、
高齢者の生きがいにつながるような活動・参加を行っていくことで、
「気づいたら」予防になっていたという感覚が大切です。
そのため、日常生活や社会参加にいかに落とし込めるかがポイントだと思います。
介護予防事業を行っていく上で、一番重要になってくるのが「住民主体」です。
もちろん専門的な支援は行いますが、お願いして行う事業はほとんどが上手くいきません。
いきいき百歳体操を普及させるために以下のような支援体制をしていたようです。
住民に選んでもらい、あなたたちが本気なら私たちも本気だよというスタンスが大切です。
私は今..
自分の育ててもらった愛知県碧南市への恩返しをするために、碧南市のスローガンである
「健康寿命日本一を目指す街」
に向けて活動しております。
1人では何もできませんが、
こうして根付いてみるからこそ、ご縁に恵まれて活動できております。
例えば、
・市民活動団体への所属
・認知症サポーター講座への参加
・キャラバンメイトへの推薦をいただく
・月1回住民を巻き込んだカフェを計画
・カフェでの体力測定会の開催
・老人会との交流
・NPO法人との畑の運営
・小学校、デイサービスとの交流企画 etc
たくさんのご縁に囲まれて感謝でいっぱいです。
地域と関わりを持つようになり、意識している言葉があります。
"Fast alone,far together"という言葉です。
"1人だったら、速くできるし
仲間がいたら大きなことができる。 "
そう解釈しています。
私の場合、市民活動団体に所属し多くの提案をしてきました。
そうして1人で動けることを動いていくうちに 市の推薦をもらえるようになりました。
徐々に仲間ができ始め、体力測定には市役所職員も協力してくれました。
行政の理学療法士や看護師、県士会の理学療法士とも連絡をとるようになりました。
1人ではなく、仲間がいなければできないことばかりです。
今回新しく、田中が仲間に加わってくれました^^
共に切磋琢磨できる仲間がいること、非常に嬉しく思います。
みんないつもありがとう^^
Actionとして活動し始めて1年半が経ちます。
何をするにも「継続していくこと」が大切だと改めて思いました^^
これからもよろしくお願いいたします‼︎