Act.5 治療ってなんだろ?

初めまして。

愛知県内の病院に勤務しています理学療法士の今井智規と申します。

 
記事の投稿が5人の中で最後になってしまいましたね笑
近頃、気になっていることについてご紹介したいと思います。
それは、、、、、
タイトルに挙げた「治療」についてです。
 
 
私たち療法士は患者の治療を行うにあたり様々な手技や概念があります。これらは疼痛緩和や筋緊張の調整、病的症状の改善など様々な効果を期待することが出来ますね。
私もいくつかは良くお世話になっております、、、
 
しかし、患者の治療を通してふと思うことがありました。
療法士による患者の治療は手技や概念だけなのか??
という疑念です。確かに、手技や概念は患者の治療を行っていくにあたり非常に変化を出せるものだと思います。
しかし患者が元気がない、うつ症状がある、不眠である、やる気が出ないなど、リハビリを行う以前に問題がある方も多くいるのが現状です。
 
ある日、ネットを見ているととても気になる本を見つけました。
この本は、私の今までの考え方を改めるきっかけとなった本ですのでご紹介させて致いただきます。それは、、、、、
 
『人はなぜ治るのか』 アンドルー・ワイル著 上野圭一訳
『命の輝き』ロバート・C・フルフォード&ジーン・ストーン著 上野圭一訳
です。※他にも関連著書はたくさん出版されています。
 
 
これらの本ではオステオパシーホメオパシー東洋医学など様々な代替医療を紹介していますがこれらの考え方について非常に感銘を受けました。
それは人間に初めから備わっている
自然治癒力『心が身体に与える影響』
といったことも踏まえて治療を紹介していることです。
 
 
過去の自分を振り返ってみると患者の機能面やADL面などにばかり注目してしまい、
療法士として与えることばかりを考えていました。しかし実際は与えることも必要ですが、患者の本来ある力を引き出すことも非常に重要だということに気付かされました。
 
私は療法士として経験はまだまだ浅いですが、機能面の治療で手技や概念を学んでいくのはもちろんのこと、患者の『心』や『生命力』に対してもお力添えができるように頑張っていきたいです。
 
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次回からはもっとシンプルに 記載できるように頑張ります(笑)
 

 

文責:今井智規